PDFIT 使い方ガイド
PDF まわりをこれ1本で。小松ウォールアイティ株式会社(社内用・2026年6月版)
📣 まず使ってみてください(先行トライアル)
PDFIT(ピディフィット)は、私たちの日々のPDF作業に合わせて当社で作った、自社専用のPDFツールです。図面のチェック・安全書類・送付状・見積りまわりを、これ1本で軽くするのが狙いです。
全社に広げる前に、まず会長・常務・部長・課長のみなさんに先に触っていただき、使い心地や「ここが不便」「こうしてほしい」を教えてほしい──そのためのご案内です。
使えそうと判断できたら、Adobe のサブスクを見直し、よく使う機能はこれに取り込み、無駄を省いていきます。みなさんの作業負荷を減らし、働く場所をもっと楽に。それが、この道具の目的です。
お願い:下の動画(通し版だけでも約10分)を見て、1つでも実際の書類で試してみてください。気づいたこと・要望は 鍛治 まで(どんな小さなことでも歓迎します)。
▶ 通し版(全4章・約10分)まずはこれ一本で全体がわかります
ふだんの作業はすべてこのPCの中だけで動きます(インターネットに勝手に出ません)。外に出るのはAIに頼んだときの「選んだ範囲の文字」だけ。だから図面チェックにも気軽に使えます(原価など社外秘の数字だけ気をつけてください。型番などは問題ありません)。
🎬 章別で見る(各2〜3分)
1. 導入(はじめてのセットアップ)
※ 社長が代わりに準備済みの場合は、デスクトップの「PDFIT」アイコンをダブルクリックするだけです(→「2. 起動」へ)。
1
PDFITのフォルダを受け取る
社長から渡された pdfit フォルダを、自分のPCの分かりやすい場所(例:ドキュメント)にコピーします。
2
「セットアップ.bat」をダブルクリック
フォルダの中の セットアップ.bat をダブルクリック。あとは自動で進みます(数分)。黒い画面に「完了しました」と出たら閉じてOK。※ コマンド入力やインストールの知識は要りません。
3
デスクトップに「PDFIT」アイコンができる
緑のレゴ風アイコンの「PDFIT」がデスクトップに出ます。これで準備完了です。
⚠️ うまくいかないとき
変換(Word/Excel/PPT)やOCRの準備で時間がかかる/一部できない場合があります。その場合でも
見る・書き込む・まとめる・保存・AI・送る・図面や安全書類への書き込みは使えます。残りは社長(鍛治)までご連絡ください。
2. 起動・終了
- 起動:デスクトップの 🧱 PDFIT をダブルクリック。タブやアドレスバーの無い専用ウィンドウで開きます(黒い画面は出ません)。
- PDFを開く:ウィンドウにPDFをドラッグ、または「開く」ボタン。PDFファイルを右クリック →「プログラムから開く」→ PDFIT でも開けます。
- 終了:ウィンドウを閉じるだけ。保存していない書き込みがあると確認が出ます。
3. 基本の使い方
見る・整える
開く / 結合
PDFを開く。「結合」で複数のPDFを1つにまとめられます(2つ以上ドラッグでもOK)。
表示
「幅に合わせる」「全体(1ページ丸ごと)」「全画面」。拡大・縮小は + − で。
✋ つかむ(手のひら)
拡大したとき、つかんでドラッグで紙を動かせます(中ボタン/Space+ドラッグでも)。
📑 ページ一覧
左のサムネイル一覧を出す/隠す。全画面のときは自動で隠れます。
ページ操作(左の一覧)
ドラッグで並べ替え。□で複数選んで「回転/抽出/削除」。
保存
「保存」で上書き、「別名保存」で別ファイルに。書き込みごと1つのPDFになります。
書き込む
ペン / マーカー / 文字 / 図形
手書き・蛍光マーカー・文字入力(フォント選択可)・直線/矢印/四角/円。色は6色+自由、太さも変更。
画像・ロゴ・カメラ
印鑑や画像を貼る/会社ロゴを貼る/その場で撮った写真を貼る。
定規・リンク
長さをmm表示/クリックできるリンク(URL・メール・動画URL)を貼る。
元に戻す / やり直し
左上の ↶ ↷。ページの回転・削除も元に戻せます。
🛡 「白塗り」と「墨消し」の違い(重要)
- 白塗り=白い四角で隠すだけ。下の文字は残ります(社外に出す機密には使わない)。
- 墨消し=囲って「墨消し実行」を押すと、下の文字・画像ごと本当に削除。検索しても出てきません。金額・個人情報を安全に隠すときはこちら。(元に戻せません)
4. 便利な機能(AI・定型文・送る)
🤖 AIエージェント(話しかけて書類を直す/AIから提案)
右上の「🤖 エージェント」で右側にチャットが開きます。開くと、その書類に合うことをAIの方から提案します(チップを押すだけ)。話しかければ、その場で書類を直します。
- 例:「1枚に納めて」「白黒にして」「ページ番号を振って」「”見積” を全部墨消しして」「この書類を要約して」「確認印を押して」「縮尺にして」「何ができる?」
- 「❓ 何ができる?」と聞けば、その書類で使える機能を一覧で出します(機能が多くて迷ったらAIに呼んでもらえます)。
- 元に戻せる操作は ↶ で戻せます。墨消しなど元に戻せない操作は実行前に確認します。
- 文章も作れます:「説明文を作って」「案内メールを作って」と頼むと、出てきた文章を 📧 メールにして送る(Outlook下書き本文+このPDFを添付)/📋 コピー/✍️ PDFに貼る ですぐ使えます(送信はご自身で)。
🤖 範囲AI(部分を選んでAIに頼む)
ツールバー「🤖 範囲AI」を選んで、PDF上で気になる箇所をドラッグします。何をしたいか選ぶパネルが開きます。
| 選択肢 | 置かれる注釈 |
| 📌 付箋 | その箇所の要点を1〜2行の付箋メモにして貼ります(黄色)。 |
| ⭐ おすすめ | その箇所のおすすめポイントを一言で(緑)。 |
| ⚠️ 注意 | その箇所で確認すべき点を一言で(赤)。 |
| ✍️ 説明 | 初めて見る人にも分かるよう平易に説明(淡青)。 |
| 🔗 リンク | AIは使わず、ご自分でURLを入力してリンクを貼ります。 |
- AIは選んだ範囲の文字だけを読んで内容を作ります(範囲外は見ません)。図面チェックにも気軽に使えます。
- 置いた注釈は移動・編集・取り消し・保存ができます(↶ で元に戻せます)。
🔎 検索してマーク / 文字選択
- 🔎 検索してマーク:言葉を入れると全ページから探して黄色でハイライト(何か所あるかも分かります)。拾い漏れ防止に。
- 文字選択:押すとPDFの文字をドラッグ選択して Ctrl+C でコピーできます(OCR後の文字もコピー可)。
📋 定型文ハブ(右クリック)— よく使う文章+名簿の宛名
ページ上で右クリックすると、定型文メニューが出ます。送付状や安全書類など「毎回同じ文章+宛名」を入れる人向けです。
- 会社名・住所・あいさつ・署名などは最初から登録済み。選ぶだけで入ります(社員も自由に追加できます)。
- 👤 名簿から宛名を入れる:社員名簿から選ぶと「設計課 加藤 様」のように正確に入ります。名簿はAIに送りません。
- 🤖 AIで定型文を作る/🔎 探す:ラフな指示で下書き→確認して登録/意図を言うと登録済みから呼び出し。
- 定型文に
{{日付}} {{宛名}} {{自社名}} を入れておくと、貼るときに自動で置き換わります。
名前・日付・住所などの事実はAIに作らせません(名簿とPCの日付から正確に入れます)。
📤 送る・共有
| ボタン | できること |
| Outlookで送る | 今のPDFを添付したメールの下書きを作ります(宛先・本文は自分で入れて送信)。 |
| Teamsで送る | PDFをクリップボードのファイルとして置いてTeamsを開きます。チャット欄で Ctrl+V で添付されます。 |
| 📤 宛先選んで送る | 社員名簿から宛先を複数選び、Teamsチャット/Outlook下書き(宛先+PDF添付)。 |
いずれも最後の「送信/投稿」は自分の操作です(内容を確認してから送れます)。
🔄 変換・文字認識(OCR)
- Word / Excel / PPT:このPDFをそれぞれの形式に変換して開きます。
- OCR:スキャン(画像)のPDFを、文字を検索・コピーできるPDFにします(画像PDFを開くと案内が自動で出ます)。
- AI:要約・文章チェック・文章生成。※ 入力した文章はGoogle(Gemini)に送られます。原価など社外秘の数字は使わないでください。
5. 図面・見積りで使う(営業・設計・工事)
届いた図面のチェックや、見積り前の確認に。範囲AIで気になる箇所を囲んで「注意・おすすめ・説明」を置けるほか、次の図面向け機能があります。
📏 縮尺
縮尺(1/50 など)を設定すると、定規でドラッグするだけで実寸(mm/m)が出ます。
📍 指示ピン
クリックした所に番号つきの指示(①②③+内容)。協力業者・設計への指示出しに。
📋 指示一覧
置いた指示ピンの内容をまとめた一覧を図面に貼り付け。営業と設計で共有。
🔍 見比べ
改訂前の図面を半透明で重ねて、変わった所をすぐ見つけます。数量の拾い直しに。
見積り時の図面チェックのコツ
範囲AIで「
選んだ範囲だけ」をAIに見せて要点・注意点を出し、確認事項は
指示ピン+指示一覧で残し、改訂は
見比べで拾い直す。
原価など社外秘の数字だけ範囲に入れないよう気をつければ、気軽に使えます(型番などは問題ありません)。最後は人が確認します。
6. 安全書類で使う
安全衛生チェックリスト・KY・安全パトロール記録などを、手書きなしで早く正確に。
☑️ チェック
「☑️ チェック」を選んでクリックで、確認した項目に緑のチェック✓。
✍️ 署名・印
手書きサイン/丸印・角印/日付印(確認印)。確認印は「確認・今日の日付・氏名」が入り日付は自動。作った印は登録して次回ワンクリック。
🔁 記入セット
一度の記入を保存→次回はワンクリックで呼び出し。毎月の書類を日付・現場名だけ差し替え。
📷 写真+指摘
写真に指摘コメントを付けて1枚に。安全パトロールの記録に。
7. 安全・プライバシー
- ふだんの編集(見る・書く・まとめる・図面/安全書類への書き込み・墨消し・保存)は100%このPC内。ファイルが外に出ることはありません。
- 外部に出るのはAIに頼んだ「選んだ範囲の文字」だけ。図面チェックにも気軽に使えます。原価など社外秘の数字だけAIに渡さないよう気をつけてください(型番などは問題ありません)。仕上げは人が確認します。
- 社員名簿はAIに送りません。AIのキーは社長が安全に管理(各PCには残りません)。
8. 困ったとき(FAQ)
Q. 動きが変・調子が悪い
A. いったんウィンドウを閉じて、デスクトップの「PDFIT」からもう一度開いてください。たいていこれで直ります。
Q. 機能が多くて、どれを使えばいいか分からない
A. 「🤖 エージェント」を開くと、その書類に合う機能をAIが提案します。「❓ 何ができる?」と聞けば一覧も出ます。
Q. Word/Excel変換やOCRが「準備中」と出る
A. その機能の準備(Python)が未完了です。社長(鍛治)までご連絡ください。他の機能はそのまま使えます。
Q. AIが「キー/プロキシが未設定」と出る
A. AIの接続設定が要ります。社長(鍛治)までご連絡ください。